Second Secret
でもきっとさゆちゃんは、救われたんだと思う。

先生のその愛情と、優しさに。


「先生は...優しすぎます」


私のその言葉に、先生はフッと笑ってキスをした。

軽くして、一度私の顔を見る。

そして、今度は深く、深く。


息が苦しいのに、腕を縛られていてそれを先生に伝えられない。

いつもなら、押し返すか叩いてやるかしたのに。

やっと唇を離してくれたときには、だいぶ息が上がっていた。


「...これ、解いてください」

息が上がって上手く喋れない中、やっと伝えれた。

これ以上されたら、苦しくて持たない。


「解くなと言ったのはお前だろ」

悪魔だ、この笑顔が、悪魔の笑顔にしか見えない。

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