Second Secret
先生の悪ガキぶりは、大きくなるにつれて見た目以外は落ち着いてきて。

高校だってちゃんと行って、その内容はどうであれ、卒業だってして。

大学に行く、なんて言ったときは家族中が驚いたみたいだけど。


そして、先生が家を出たのは、大学入学と同時だった。

理由はただ一つ。

『俺は実家を継ぐなんて決められたことをして、生きていくのはごめんだ』だそうだ。

なんとも先生らしい。


そこからどうして作家なんて道を歩むことになったのか、優奈さんにもわからないみたいだけど。


散々、実家に戻れ、戻って会社を継げの一点張りだった父親が一変。

先生が作家になったことを知った途端に、その矛先は優奈さんへ向いた。
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