Second Secret
「全然知らないのに、大事な時間を割くつもりなの?」

「いや、その、何て言えばいいのかわからないんですけど、このままじゃいけないんじゃないかと思って...」

「変な子ね、うん、でもありがとう」


笑うと、より一層美人だ。

そして何処となく先生に似てるような気もする。


彼女の名前は、優奈さん。

やっぱり思った通り先生とは兄妹だった。

先生の一つ年下。


いろんな話をしてくれた、時には笑いながら、時には悲しそうな顔をしながら。


先生は元々、それはそれは悪い少年で。

まあ今でもあの見た目だし、想像できたことだけど。

先生の実家は何とかっていう会社を経営してるらしくて。


先生はおぼっちゃまだったってことだ。
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