ある少女の恋物語
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「ふぁぁぁあ、よく寝た~。」







「お、起きたか。」






!?!?






「あ、びっくりした~。龍ちゃんか~。」






「お前、よだれ出てたぞ。」






「うそ!?最悪~、つかなんでいるの?」






「いやちょっと用事があったから。」







「そっか。」






「つか、もう真っ暗だから送ってやるよ。」







え。あ、もう夜じゃん。






「ほんとだ。でも悪いよ~。そんなに遠くないし!」








「いいって。遠慮するなって!俺が心配なんだって。」







と微笑んだ龍ちゃん。






ドキッ








まただ・・・。何、このドキって。






「あ、ありがと。じゃ送ってもらおうかな。」






「おう。じゃ行くか。」






そしてあたし達は校舎から出て、駐輪場に行った。







「じゃ、優は後ろ乗れ。」






「うん・・・重いけど、ごめんね。」

















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