月光の降る世界へ


いつからだろう?



誠太郎の、運命の歯車が狂いだしたのは。



いつからだろう?



僕が、誰かの手の平で転がされていたのは――――



どうして・・・・・・


どうして、それが君だったんだろう・・・・・・?




これは、僕が玖於さん達と出会う、少し前の話・・・・・・





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