蒼碧
いつものように事を終えて、自宅へ戻ると懐かしくて、大好きな顔があった。



「お兄様…」



「安芸!」



嬉しそうに私を抱きしめてくれるのは、遙お兄様。



「帰ってきていらしたんですね」


「あぁ、よかった、安芸に会えて」


「………」



お兄様に会うなら、お風呂に入りたい。


さっきまで触られていた感覚が残ってる。
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