紅いピアスの眠り姫


それから僕らは互いのことを話した。



彼女は僕の一つ年上で、
学校には通っていないらしい。




彼女は会話の中で、時々自分の病気について話してくれたがよく分からなかった。




と言うより、彼女が病気についてはあまり言いたくないようだったから、詳しく訊かないことにした。




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