それでも貴方を愛してる




「それにしても、よく寝た〜」



私が伸びをすると陸は呆れ顔をして私を見た。



な、何よ…



私は軽く睨み返したけど、陸はそそくさと何処かへ行ってしまった。



「じゃ、俺部活行くわ」

「そ、そうだよ‼いつも朝早くからなのになんで今日いるの⁉」



すっかり忘れてた。

陸の部活のこと。


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