それでも貴方を愛してる




ーーーーーーーー…




「…で、話って何?」




私は要を屋上に呼び出した。




「……今までごめんね、要。…別れよう…」




自分勝手過ぎるってわかってる。


どれだけ要を傷付けたのかわからない。




でも、このまま要と一緒にい続けたら要も私もおかしくなっちゃうから…。





俯いていた顔を上げて要を見ると、要は笑顔だった。




優しい笑顔で私のことを見つめてた。




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