そんなあなたは先生でした…(下)
舞花side
「あれぇ?
恭哉と……宇野さん?」
「あ、ほんとだぁっ!!!」
知ってる声が近付いてきた。
「おぉ、亜美と香奈じゃん。
それに大輝と準も。
なにお前らそーゆー関係??」
同じクラスの
前田亜美さんと五十嵐香奈さん。
男の子は……
たぶん同じクラスなんだけど
名前がわからない。
「違うよぉ、今日は暇だったのっ♡
恭哉こそぉ………」
亜美さんが私をチラッとみた。
あたしは下を向く。
「宇野さんと一緒にいるとか……、
恭哉ってツいてんなぁっ」
「そなのか?」
やめてよ、
何言うの?
準という男が言い始めた。
「恭哉ぁ、知らないのぉ?
宇野さんって男好きなんだよぉ。
純粋なフリして平気で騙すような悪魔ちゃんだよぉ?」
「ち、違っ!!」
そんなことない!
私は本当に嫌いだし、
そんなフリした覚えないよ。
「違うなんてよく言えるよなー。
お前、和を誘ったんだろ?
それで彼女だった亜美は別れさせられた。
それなのに、お前は和をフった。
そうだろ、宇野さん?」
確かに告白はされたけど……
「あーぁ、黙っちゃった。
恭哉もぉ、この女に騙されちゃったのぉ?」
香奈さんの問い掛けに無言な恭哉くん。