そんなあなたは先生でした…(下)
「ねぇっ、一緒に回ろうよぉ。
宇野さんよりウチらとのほうが楽しいよぉ?」
「だなっ、新たな被害者を撲滅!!!」
そう言って4人は笑う。
私は手をグーにして
ただ下を向くだけだった。
「宇野、話は本当なのか?」
恭哉くんまでそんなことを言う。
「…………」
あたしはやり切れない気持ちで
いっぱいだった。
「恭哉、女の子を困らせちゃダメだぞっ!!!」
笑いながら準という男は言った。
「宇野?」
私は恭哉くんと繋いでいた手を離し、
来た道を走って引き返した。