そんなあなたは先生でした…(下)
恭哉side
「あーぁ、行っちゃった」
「宇野さん泣いてたんじゃないのぉ?」
亜美と香奈が喜んでいるような口調で言った。
「だなぁー、まぁいっかぁ」
「いんじゃねぇ?
恭哉、俺らと回るんだろ?」
宇野が……
俺を騙してる?
こいつらの話は本当なのか?
もし、
本当だったら……
いや、
んなわけない。
嘘なんかじゃない。
俺は宇野が走って行った方に足を向けた。
「どこ行くんだよ!」
んなもん決まってんだろ。
「好きな女を追っかけに行くんだよ」
俺は4人に言い残して宇野を追った。