恋愛指導は秘密のくちづけで
「柏葉……さん?」


万里くんの声のボリュームを少しずつ上げていくように聞こえた。


目を開ける。


床のダンボール箱にわたしはもたれかかっていた。


万里くんはわたしの隣でしゃがみこんでいた。


わたしはあわてて立ち上がった。
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