恋愛指導は秘密のくちづけで
「お疲れ様でした。教室の片づけをしてきます」


「万里くんとツッキーが行ってると思うけど、とりあえず教室見回りよろしくね」


近藤さんが軽く手を振ってくれた。


四階の教室は受験生はすべてはけていて、黒板クリーナーの音が響きわたっていた。


わたしの担当していた教室に白衣姿の万里くんが机の整頓をしていた。


「万里くん、お疲れ様。さっきはありがとうね」


「いいんですよ。仕事ですから」
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