恋愛指導は秘密のくちづけで
部屋着に着替えないまま、ベッドに横たわる。


携帯がバッグの中で震えている。画面を見ると塚越先生からだった。


「もしもし」


「ようやくつながった」


「この間は帰っちゃってごめんなさい」


「いいんだよ。悪いこと、しちゃったな」


「わたしこそ、食事に連れてってもらいながらちゃんとお礼も言えなくて」


「突然の告白で混乱しちゃったな。自分でもよくわからないよ」


「先生」
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