恋愛指導は秘密のくちづけで
「柏葉さん、万里のこと、どう思ってるんですか」


「え? どうって」


顔の筋肉がひきつるのを感じた。同時にツッキーの顔が曇った。


「気づいてるんでしょ、万里のキモチ」


「人のこと言ってる場合じゃないってわかってますけど、見てらんないんですよ」


ツッキーは視線を日誌におとした。


「学校内でも万里、柏葉さんの話題出してましたよ。メールしていいもんかどうかとか考えこんじゃって。あんな万里みるの初めてです」
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