恋愛指導は秘密のくちづけで
食事が終わり、化粧を直そうと更衣室へむかおうとした。


解答用紙を束を持つエレベーターから降りる万里くんとすれ違う。


「朝のメール読んでもらえましたよね」


わたしは黙ってうなずいた。出勤前、万里くんからメールをもらっていた。


「忘れないでくださいね。秘密との交換条件ですから」


不敵な笑みをもらした万里くんは教授室へ向かい、近藤ささんに解答用紙を手渡すと、他の学生のバイトの子に話しかけた。
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