恋愛指導は秘密のくちづけで
「あ、はい、いっておきます」


「それじゃ、おつかれさま」


「あ、そうそう、柏葉さんってお酒好きですか」


「嫌いじゃないけど」


「金曜の夜、飲み会来るんですよね?」


「うん、まあね」


「楽しみだなあ」


まっすぐな瞳をのぞかせて無邪気に笑う。


わたしもつられて微笑んで、事務室をあとにした。
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