恋愛指導は秘密のくちづけで
「あいつ、マジ、柏葉さんを怒らせたって焦ってたから、怒ってるかなと思って」


「あれ、月島くんは」


わたしは辺りを見回した。白衣のかかっているハンガーの下に黒いデイバッグが置いてあった。


「あいつ、今、講師室で、先生と打ち合わせにいってるんですよ。授業中にくばるプリントとかの確認をしに」


「別に気にしてないから、っていっておいて」
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