恋愛指導は秘密のくちづけで
「柏葉さんさあ、このコピー終わったら僕の仕事手伝ってほしいことがあるんだけど、いいかな」


「わかりました」


納得した表情を浮かべながら、近藤さんは鼻歌まじりで自分の席へむかった。


コピーの機械から出る熱のおかげなのか、
はたまた次の仕事にとりかかるエネルギーが奥から湧いて熱くなってきたのか、
わたしはブラウスの両そでをひじまでまくりあげた。


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