恋愛指導は秘密のくちづけで
お昼休みも終わり、午後からの作業は昨年度の模擬試験の問題用紙と解説の本のファイリングの作業と高校からの模試の問い合わせの電話などに追われていた。


 ファイリングの整理も片付き、自分の席に戻ると、隣にいた近藤さんがすまなそうな顔をして話しかけられた。


「柏葉さん、頼みがあるんだけど」


「何でしょうか」
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