溺愛マリオネット


その一言から始まった監禁。

テレビもカレンダーも時計もないこの部屋では今が何曜日なのか監禁されて何日目なのかまったく分からない状況だった。



「冬馬さん…結愛は・・・・」


「あぁ、その事なら大丈夫だよ?ちゃんと話しつけてもらったから」


お家でお世話になるつもりだったからいきなり姿を表せなくなった友達を心配してるんじゃないかと気がかりだったのだ。


「そう…ですか…」
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