溺愛マリオネット



「なにしよっかー?どうすればお前は俺だけを見てくれる?どうすればお前は俺の痛みに気づいてくれる?」


「こ、ないで…ください!」


じわじわと迫ってくる彼はもう目の前に居た。

どうにか逃げようと思ったが腕を掴まれベットに押し倒されてしまい身動き出来なくなってしまっていた。



「あの時にお前は自ら俺の元にきただろ?」

唇が触れるか触れないかのところで喋りかける彼の吐息がくすぐったい。
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