溺愛マリオネット


ごそごそと手元にあった紙袋に手をいれる彼。

チリンと可愛いらしい音と共にそれは姿を表した。


「だいじょーぶ!珠季は細いから大型犬のなら余裕だよ」


「首輪…」

ピンク色の首輪には鈴がついていてその下には垂れ下がるように重々しい鎖が繋がっていた。



「この鎖なら長いから大丈夫だよー?足枷ももっと頑丈なのにしてお風呂とトイレまでになら届く長さにしとくから」
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