溺愛マリオネット


何か彼が言ってるのは分かる

だが足の痛みによって回りの音が聞こえなくなっている為何を言ってるのかはよく分からない。


「ふふ…ごちそーさま…やっぱり珠季は美味しいね?でもね珠季…今日はこれだけじゃ終わらないよー?」


彼の口元には私の赤い血がついておりそれをペロリと舐める仕草はあまりにも妖艶で・・・・・。


「いやぁ、謝ります…もう逃げない…から、許して」


「俺ねこう見えても実は結構怒ってるんだよね…」
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