溺愛マリオネット
逃げだそうとした彼女には罰を与えなければならない。
力をいれたら折れちゃうんじゃないかってくらい細い腕を掴みベットに珠季を放り投げた。
怯えた彼女の顔。
虐めたくて虐めたくて虐めたくて。
その初動に囚われると気がすむまで虐めないと我に帰れなくなる俺。
目に入ったのは耳たぶ。
あの時には空いてなかった耳の穴が今では開いてる。
俺の知らない間に珠季はー・・・・。
俺とは別の時間をすごした珠季ー・・・。
そう思うとメチャクチャにしたくなった。