俺が彼女を抱けない理由
「拓さん?」

レポートを見てる俺に村瀬が顔を覗かせる。

「何?」


「拓さん彼女さんと喧嘩とかするんですか?」


「えっ?葵と?」


「。。俺何回かエレベーターで一緒になった事あるんですけど泣いてた時があって。。」




「俺、葵とは喧嘩したことないんだけどな。。


村瀬、教えてくれてありがと」



「いえ。何か余計な事だったらすみません。」



そう行って村瀬は自販機の方へと歩いていった



葵が。。泣いてた?



俺の気付いてない所で葵は辛い思いをしてるのか?


瞬の話といい今日は葵の話がやけに多い。


「結城さん。」


「はい」


「それじゃ全てのセッティング終わったので確認お願いします」


現場を仕切っているチーフマネージャーが呼びにくる。


「大丈夫ですね。じゃあ後はお願いします」


そういって俺は会場をでた。


「村瀬〜」


「はい」



「じゃあもう終わりだから帰っていいぞ」


「あっお疲れさまでした」


「お疲れさま」
< 255 / 281 >

この作品をシェア

pagetop