キャバクラ探偵遥奈
あっき〜
「歌舞伎町か…
るみたん、遥奈さ〜ん、二人共いなくなっちゃったな、淋しい(>_<)
よし!
今日は飲むぞ−

なんだあれ?
コスプレ居酒屋って書いてある
何々、一時間しゃぶしゃぶ食べ放題で、しかもコスプレ女の子が付いて6000円だと!」


私は、決してコスプレ好きでは無いが、しゃぶしゃぶ食べ放題という事もあり、入る決意を固めた

しかしそこは、天国であった


あっき〜
「なんと!
やるではないか(ノ><)ノ
バニーちゃん、チアガール、看護婦さん、セーラー服、それにラムちゃんまで
いい店見付けちゃった
それにみんな猫耳だ!」

バニーちゃん
「いらっしゃいニャー」

あっき〜
「ニャン語だ
言葉通じるのか?」


私はニャン語を喋れるのか?一抹の不安があった
学生の時、ニャン語を第二外国語として専攻しなかった事を悔やんだ
しかし…


バニーちゃん
「今日は来てくれて、ありがとニャン」

あっき〜
「通じるぞ(T_T)」


私はニャン語をどうやら理解出来たようである

歌舞伎町は日々進歩している街なんだなと、コスプレ最高だ!と感慨無量に浸り
あっという間に一時間が過ぎた


バニーちゃん
「また来てニャン」

あっき〜
「また来るニャン」


しまった!
私にもニャン語が…

ニャン語を一時間でマスターした私であったが
その事に気を取られてしまったのか

コスプレ居酒屋を後にして、すぐ事件に巻き込まれてしまった

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