ごめんね。
「元気にしてた?」
「うん」
鞄を掴む手を強める。
「童顔は変わってないね」
「そっちこそ…老けてる顔変わってないよ」
彼は高校の頃から2、3歳上に見える顔立ちをしていて、6年経った今でも24歳には見えない顔立ちをしていた。
「何歳に見える?」
「27から30歳かな」
「おいおい、まだギリギリ20代前半だぞ」
「…ごめん」
さっきまで笑ってたのに
3文字の言葉を口にした瞬間、やっぱり彼はあの時と同じように辛そうな表情で顔を崩した。