ごめんね。
「結衣、ずっと俺の隣で“ありがとう”って言ってくれないか?」
「大和…」
彼の言葉に目が大きくなるほど驚いた。
「別れてからもずっと結衣が好きだったんだ」
「嘘…」
「本当だよ。結衣…もう1度俺と付き合ってくれませんか?
今度こそ結衣を幸せにするから」
大和の優しい眼差しを見て涙が溢れた。
「なんで…なんでこんな私を好きでいてくれるの?」
7年前に大和をあんなに傷つけたのに…。
「あれから結衣じゃない人と恋もしたし、付き合ったりもした。
でも、やっぱり心の中では“ごめんね”を口癖にした女の子のことが忘れられなかったんだ」
もう泣きすぎて顔がグシャグシャ。
24になった女がこんなブサイクになるほど泣くなんてカッコ悪い。
でも、涙は止まらない。
「泣きすぎ」
そんな私を見て大和は笑いながら涙を拭ってくれた。