ミリオンラバー
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「明人。お疲れさん。休憩入っていいぞ」

「はい」

店長の言葉に頭を軽く下げ、小暮は腰に巻いていたエプロンをはずし厨房から出た。

駅の裏にある小さなダーツバー。

小暮のバイト先だ。

小暮はここで厨房に入り料理を作っていた。

いつもなら夜から入るのだが、今日はバイト仲間の一人が急に休みになったため、昼から働いていた。

そのため今日も学校を休んだ。

このまま辞めてもいいかな。

すでに学校に行く意味が分からなくなっていた。

ロッカールームでソファに寝ころびながらそんなことを考えた。
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