ミリオンラバー
「明人。いるか?」

うとうとしていたところで店長から声がかかった。

「客。来てるよ」

「客?俺にっすか?」

美月だろうか。このバイト先を知っているのは姉だけだった。

しかし美月なら店長と顔見知りのはずだ。

一体誰だろう。

眠りに入りかけていた頭をふるい起して、小暮はソファから起き上がった。


なぜか嫌な予感がする。


不審に思いながら小暮は表に向かった。



そして小暮が愕然とするのは数秒後のことである。
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