ミリオンラバー
「小暮君さ、ここでバイトしてるから学校来ないの?」

「だったらなんだよ。用が済んだんならさっさと帰れ」

「お金ないの?」

例によって全く話が通じない。

「なんでそうなる…」

あきれながら小暮は言った。

「貧乏だからバイトしてるんでしょ」

「ちげーよ!」

えっ違うの?と柚羽は本気で驚いていた。

何なんだこいつは。

「じゃあバイトよりも学校来ればいいのに。来週から本格的に文化祭の準備始めるんだよ。小暮君もやろうよ」

「めんどくさいな。準備なんかするかよ」

これ以上こいつのペースに乗るわけにはいかない。
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