ミリオンラバー
少し早いが厨房に戻ろうと部屋のドアに手をかけた。

こいつと居たんじゃ休憩どころじゃない。

余計な体力を使うだけだ。



「怖いの?」



柚羽が言った。


「は?」

「小暮君もしかして学校怖いの?」

「はあ?」

何を言っているのだろう。


学校が怖い?

俺が?


小暮は柚羽の言葉に何も言えなかった。
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