ハピバ【短編】

『サチー学食行くよ』

あたしは毎日、絹子と詩織と昼飯は学食で食べる


そして今日もいつものように学食に行くと、珍しくそこには先輩が座っていた


『あっ！先輩だ』

あたしは持ってた食券を詩織に渡し、先輩に近づいた。近くまで来ると、先輩は何か本を真剣に見ていた


『先輩何読んでるんですか？』


本をのぞき込もうとすると、先輩はビックリした顔であたしを見て、慌てて本を隠した


『先輩何で隠すんですかぁ～』

そう笑いながら、本に手を伸ばそうとしたとき、その手を先輩に振り払われた


えっ…………


『お前には関係ねぇーから』

そう言うと、先輩は学食を出ていってしまった…




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