SKYBlue
「お母さんはお腹がペコペコだわ〜!」
お母様はお腹をさする。
「それじゃ、お食事を召し上がりますか?」
「そうしましょう!」
お父様を中心にテーブルをかこう。
メイドがスープを運んでくる。
そしてコックの北さんが料理の説明をしにくる。
「旦那様、奥様お帰りなさいませ。本日は歓迎も込めまして腕を振るわせていただきました。まず始めに、そちらのスープは奥様の好きなコーンを使用したシンプルはコーンスープです。メインはお嬢様にもお手伝いいただきまして、思い出の一品となっております。それでは、楽しいお食事を…」
北さんは厨房にもどる。
「思い出の一品ってなんだ?」
お父様が私に聞く。
「来てからのお楽しみ!」
お父様は一生懸命考えている。
お母様はわかっているのかとても笑顔。
「ともか?最近学校はどうなの?楽しい?」
「とっても楽しいの!友達も出来たの!」
「そうなの?みんな同じクラス?」
「隆平とロンが同じクラスで私と優香が同じクラスなの!」
「そう〜…!そういえばみんなにお土産があるの!」
「そうだったな!いま欲しいかい?それとも後でにするかい?」
「楽しみは最後にとっておきます!」
優香が言う。
「俺はいまがいいです!」
「俺は後で…」
「私も!」
隆平以下は後でもらう事に。
「はい!どうぞ!」
大きな箱をもらう隆平。
「うわ〜!おっき〜!開けていいですか?」
「どうぞ!」
隆平はラッピングを勢いよく開ける。
中には白い箱があった。
ふたをあける。
中には、隆平の好きなバスケの選手のサイン入りTシャツとボール。それからプロテイン?
「偶然あっちで会ってね?あなたの事話したの!そしたら、彼の持ってたTシャツとボールにサインしてくれたの!それに強くるなるには筋肉って言ってたからプロテインも買ってみたわ!」
隆平はビックリして固まってる。
「隆平?」
優香が手をヒラヒラさせる。
「やばい…」
小さい声で言う。
「喜んでくれたかな?」
「はい!俺、一生大事にします!ありがとうございます!」