キライ、キライ、ダイキライ。
「おーい、梶原ぁー」
「え、あ、はい。」
ダルい体を少し起こして先生を見る。
視界に入る男子に吐き気をもよおしながらもなんとか焦点を合わせた。
「お前ー、席違うぞ〜?」
「……へ?」
いつも通りの席に座ったのに…
前から机の個数を数える。
「だってあたし前から6個目…」
間違ってない、ちゃんと6個目の席。
「そこは梶原の席なんだよー」
「……は?」
先生、ついにボケた?
梶原の席って…あたしの席じゃん。
ポカーンとしているあたしに歩み寄ってくるオトコ。(転校生)
あたしは思わず後ずさった。