愛の協奏曲




「いただきます」



「いただきます」


トーストにコンポタージュ、アボカドサラダ、スイカジュース


簡単なものだったけどとてもおしいかった



「聖夜料理上手だね」



「そ?」


「うん いつもこんな感じなの?」



「外で食べてる時もあるけど家で食べる時はだいたいこんな感じかな」



「へぇ〜言われたことないの?」



「俺の料理食べたの唯が初めてだから」



「マジ⁈いいの?あたしなんかで⁈」



「別にいいんじゃない?親いないし友達は唯しかいないから」



「あぁ〜確かにね〜なんでみんなと話さないの?まぁ香水臭い女子とかは除いて慕ってく男子もいるんでしょ?」



「面倒臭い
みんな目を輝かせて「マジ光希さんずごいっす!」見たいに話してくる人が多いんだよ」



「アハ ハハハハ………
そ、そうなんだ〜………
蛍とは仲良く慣れそう?」


「蛍は大丈夫なんとなく性格合うし」



「そうだよね〜人をバカにするとことかそっくり」


「唯だって散々言ってる癖に」



「うるさいな‼黙りなさい
そろそろ行かないと遅刻するわよ」


「はいはい



アックション………………」




「せいや?
大丈夫?やっぱり風邪引いた?ごめんね 本当にごめん」



「大丈夫
たまたま出る時ってあるでしょ?
風邪じゃないから」



「本当?本当に大丈夫?無理しないでね?

………………じゃあ学校行こう?」



「うん」






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