LOVEless ~不倫~
昼休み
中川さんを誘って向かいにある
ワンコインランチのお店へ。

「もう聞いてよ~」

昨夜からの出来事を話す。
まだまだ興奮冷めやらぬ私の話を
ウン。ウン。と頷きながら聞いてくれて


「それで今日は朝から妙に疲れてたんだ(笑)」

ホラッ、そんな時こそちゃんと食べなと

食欲が無いと箸をつけずにいる私を促し・・・


「旦那さん、尽くされたい人なんだ。
向井さん、人のお世話するの好きじゃん?
それでも、やっぱり旦那は別?」


「そりゃ別だよー。
親しき仲にも礼儀ありっていうの?
いくら私でも何でもあたり前だと思ってる
人に尽くそうなんて思えないよ。
せめて空き缶ぐらい片ずけても
バチあたらないでしょ?」


「だね。
それぐらいは家の旦那も自分でするな~」


言葉もないって感じの中川さんは
急に小声になって


「向井さんだから言うけど・・・
家の旦那は、ほとんど歯磨かないんだよ!!」


「ウソ~~!それマズイでしょ!?」

「ホントホント!!
私も気づいたの最近で
もぉ~めちゃめちゃ引いたわ」

「それ、新しい健康法?」

「んな訳ないじゃん!!単に面倒なんだって」

「えええ~!!ずいぶん思い切った時短生活だね」

「ね~っ。自慢できるぐらい最低でしょ」

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