セカンド・ウエディング~彼の愛は濡れる雨のごとく~
理沙にとっては実の父親。


私にとっては初恋の相手であり愛する旦那様。



働かない夫の代わりに私が理沙を保育園に預け、働き始めた。でも、高卒の私に出来るのはスーパーのレジ打ち。



私が働けば夫は私の稼ぎをあてにして、給料日には全て銀行から引き出し、ギャンブルや飲み代に使った。



「今月の生活費がないのっ!お願いだから…少しは私たちのコトを考えて!」



「ないなら…もっとお前が働けばいいだろ?」



「武(タケル)・・・」



「…レジなんて時給の安いパートじゃなく、スナックとかで働けばもっと稼げるぞ…杏」











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