セカンド・ウエディング~彼の愛は濡れる雨のごとく~
私をどん底を這うような生活から抜け出す為に武の言う通り…託児所付きのスナックで働き始めた。



武の為ではなく、すべてはこの小さな理沙の為だ…




昼がレジ打ち。夜はスナックのホステス。



私は寝る間を惜しんで、働いた…



でも、私の稼ぎを無職の武が搾取する日常は消えなかった。



口答えすれば、彼の暴力が私の身体を痛めつける…



「お前は俺の為に働けばいいんだ!!大体…お前は俺の厄病神だ!!…子供なんて出来なかったら…お前となんて結婚しなかった!!」


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