イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
「これからはもう、

友子は私のモノ・・・ですね?」

そう言った秀人は、

私の髪を優しく撫でた。

・・・

体中に、鳥肌が立つ。

・・・

好きでもない相手に、

こんな事されたくない。

「・・・触らないで」

泣きそうになるのを必死に堪えながら、

秀人を睨んだ。

・・・

でも秀人の顔色は、

全く変わることなく・・・

「友子がどんなに抵抗しても、

結婚する以上は、

もっと、君に触れますよ・・・

いつかは、私の子供を産んでもらうんですからね」

・・・

そう言って微笑んだ秀人。

・・・

結婚すると言う事は、

秀人の子供を身ごもり、

産み、育てなければならない。

私にそんな事が出来るだろうか?
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