イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
…私は手を握りしめた。

・・・

私はこの人と、結婚するってことを、

改めて思い知らされ、

悲しさが溢れると同時に、

航を悪い虫扱いされて、

苛立ちもあった。

・・・

「…分かりました。

これはちゃんと身に付けておきます」

それだけ言うと、

身をひるがえした。

・・・

一秒でも早く、

秀人の傍を離れたかったから。

…グイッ!

・・・

ドアの前、

突然引き寄せられた私は、

いつの間にか、秀人の腕の中にいた。


「何ですか、離してください」


「…強情なフィアンセですね」

「・・・」


「来月に、うちに越してこれるよう、

準備をしておいてくださいね?」

突然の言葉に、秀人を見上げた。
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