イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
「残念ながら、招待客はいないが、

2人きりの結婚式も、

悪くないだろう?」



「なんでそこまで・・・」



「愛する君を、

大事な後輩を苦しめたから・・・

こんな事で許されるなんて思っていない。

どちらかと言えば、迷惑だろうな?

突然結婚式なんかプレゼントされたら」


秀人はそう言って笑った。

・・・

私は泣きそうになっていた。

でも、なんだか泣いちゃいけない気がして、

涙をグッと堪えた。

・・・

その時だった。

・・・

突然、秀人の名を呼ぶ人物が現れたから。

「徳間社長」

・・・

私も秀人も、

その人をまっすぐに見つめた。
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