Bloom ─ブルーム─
突然降ってきた難題。
えっと。
あなたを見つけてつけてきました、なんて言えるわけもなく。
「私も、カラオケとか苦手で、テキトーに逃げてきたら……」
「じゃあ、お揃いだ?」
目の前でにっこり笑う彼。
ステージで脚光浴びてた彼。
白塗りで軽々と私を抱き上げた彼。
全部が別人みたいで、全部が夢の中の出来事みたい。
「はい、お揃いです」
けど、全部、本当で、全部この人なんだ。
「あの……」
「ん?何?」
「ここで、ちょっとだけ歌ってもらうのとかも、無理ですか?」
すごく図々しいお願いだってわかってる。
けど、あの彼の声をもしここで独り占めできるなら、図々しい奴だと嫌われてもいいとさえ思ってしまった。
「うーん……」
ちょっと困った表情の後
「じゃあ、昨日驚かせてしまったお詫びに、少しだけね?」
彼は了承してくれた。
えっと。
あなたを見つけてつけてきました、なんて言えるわけもなく。
「私も、カラオケとか苦手で、テキトーに逃げてきたら……」
「じゃあ、お揃いだ?」
目の前でにっこり笑う彼。
ステージで脚光浴びてた彼。
白塗りで軽々と私を抱き上げた彼。
全部が別人みたいで、全部が夢の中の出来事みたい。
「はい、お揃いです」
けど、全部、本当で、全部この人なんだ。
「あの……」
「ん?何?」
「ここで、ちょっとだけ歌ってもらうのとかも、無理ですか?」
すごく図々しいお願いだってわかってる。
けど、あの彼の声をもしここで独り占めできるなら、図々しい奴だと嫌われてもいいとさえ思ってしまった。
「うーん……」
ちょっと困った表情の後
「じゃあ、昨日驚かせてしまったお詫びに、少しだけね?」
彼は了承してくれた。