それでもキミが好きだから…

女子全員が走り終わって次は俺たちの番。

俺は、男子で一番背が低いから一番最初に走る。

あー。めっちゃ緊張してきた。

なのに、何だ!?女子のあの応援の仕方は!?

「「「タクト君、がんばー!」」」

止めろって。照れるじゃないか…

でも、ギリギリ1位でゴール!

やっと、徒競走が終わった。

次は、全員リレーだ!

俺の役目は、松島からバトンをもらい、姫宮に渡す事。

松島……。

俺は、松島の好きな人が学級副会長の海(かい)だということを最近知った。

海は、かっこいいからなぁ…

だから、俺は松島を諦め、今は好きな人がいない。

そんなことを考えていると、いつの間にか松島がもう走っていた。

ヤッベェ!次、俺じゃん!

「タクト、がんば!」

と、バトンを渡される時に言われた。

まぁ、皆言ってるんだけどな。

俺は、姫宮に向かって全力疾走!

「姫宮がんば!」

そう言ってバトンを渡した。

「「「キャーーー」」」

いきなり周りがうるさくなった。

何かな?と思ってグラウンドを見てみると、優太が走っていた。

そういや、優太ってアンカーだったな。

さすがだ!

これなら、みぃのファンに圧勝する訳だな。

優太は、他の色組をどんどん追い抜き1位でゴール!

皆、

「「「よっしゃー」」」

と喜んだ。

残念ながら、綱引きはビリで総合得点は4位になってしまった

これで午前の部終了。

弁当を食べて、午後からも頑張るぞー!
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