激甘男子の愛し方


「で?」



「へ?」



「うまかったのか?」



うまかった……?



「めちゃくちゃ美味しかったに決まってるじゃん!!」



なんでそんなあたり前のことを……




「そっか……よかった……」



よかった……?



そういえば、あたし感動しすぎて『おいしい』っていう言葉を言ってなかった?




「でも、なんでよかったなの?もしかして……!腐ってたとか!?」



「はあ!?そんなもん食わせるわけないだろ」



「ほんと……?」



「なんだよ。その疑いの目は……」




だって……




< 105 / 339 >

この作品をシェア

pagetop