あの夏の季節が僕に未来をくれた
俺の泣く姿を見て、母は何度も謝った。
(そうじゃない!
謝らなきゃいけないのは俺の方だ)
俺だって今、母を泣かしてるっていうのに……
(先に謝られたら、謝れないじゃないか)
しばらくの沈黙のあと、俺はようやく口を開いた。
「母さん……
俺の方こそごめん……
あいつのこと、隠れて思い出さなきゃならなかったの……俺のせいだよね?
そんな風に……謝らせちゃって……ほんとごめん」
いろんな意地とかプライドだとか、そんなものを全て取っ払って。
俺はやっと母に謝ることが出来た。
なんだか胸につかえていたものが、きれいに取れた気がした。
素直になるって難しいことだけど。
素直になると、こんなに気持ちが楽なんだと思えた。
驚いた顔で見上げる母を、俺はにっこり笑って見下ろした。
(あぁ、なんだ……
もっと早くこんな風になれたら良かったのに……)
「母さん、もう隠さなくてもいいよ?
俺、大丈夫だから……
息子が死んだんだから、悲しむのは当たり前だし
もし俺が死んだとしても、おんなじように泣いてくれるんだよね?」
(そうじゃない!
謝らなきゃいけないのは俺の方だ)
俺だって今、母を泣かしてるっていうのに……
(先に謝られたら、謝れないじゃないか)
しばらくの沈黙のあと、俺はようやく口を開いた。
「母さん……
俺の方こそごめん……
あいつのこと、隠れて思い出さなきゃならなかったの……俺のせいだよね?
そんな風に……謝らせちゃって……ほんとごめん」
いろんな意地とかプライドだとか、そんなものを全て取っ払って。
俺はやっと母に謝ることが出来た。
なんだか胸につかえていたものが、きれいに取れた気がした。
素直になるって難しいことだけど。
素直になると、こんなに気持ちが楽なんだと思えた。
驚いた顔で見上げる母を、俺はにっこり笑って見下ろした。
(あぁ、なんだ……
もっと早くこんな風になれたら良かったのに……)
「母さん、もう隠さなくてもいいよ?
俺、大丈夫だから……
息子が死んだんだから、悲しむのは当たり前だし
もし俺が死んだとしても、おんなじように泣いてくれるんだよね?」