あの夏の季節が僕に未来をくれた
黙りこんだ俺を心配するように、母が声をかけてきた。
「今までも……あったの?
その……こういうこと」
そう聞かれて俺はまた思い出した。
佐伯と初めて会話した日のことを。
あのときのことはずっと、不思議に思ってた。
教室で居眠りしていたほんの少しの時間。
佐伯は俺が気にするからもう今は言わなくなったけど、かなりベラベラと俺は喋っていたらしい。
今日の出来事と似ている部分は確かにある。
あの時から……
もしかしたら、俺のおかしな行動は始まっていたのかもしれない。
だけど、俺がちゃんと把握しているのはこの二つの出来事だけ。
ひょっとすると、もっと俺の知らない間に、勝手に行動したり、誰かと話したりしていることがあるのかもしれない。
「母さんは最近、俺の様子が変だなとか……思ったことない?」
俺が知らないとしても、周りの人間なら変だと気付いたことがあるかもしれない。
母は一瞬ピクッと反応した。だけど、言おうか言うまいか迷っているような素振りを見せる。
何か知ってるんだと思った。
母は俺の変化に気付いてたんだろうか?
「今までも……あったの?
その……こういうこと」
そう聞かれて俺はまた思い出した。
佐伯と初めて会話した日のことを。
あのときのことはずっと、不思議に思ってた。
教室で居眠りしていたほんの少しの時間。
佐伯は俺が気にするからもう今は言わなくなったけど、かなりベラベラと俺は喋っていたらしい。
今日の出来事と似ている部分は確かにある。
あの時から……
もしかしたら、俺のおかしな行動は始まっていたのかもしれない。
だけど、俺がちゃんと把握しているのはこの二つの出来事だけ。
ひょっとすると、もっと俺の知らない間に、勝手に行動したり、誰かと話したりしていることがあるのかもしれない。
「母さんは最近、俺の様子が変だなとか……思ったことない?」
俺が知らないとしても、周りの人間なら変だと気付いたことがあるかもしれない。
母は一瞬ピクッと反応した。だけど、言おうか言うまいか迷っているような素振りを見せる。
何か知ってるんだと思った。
母は俺の変化に気付いてたんだろうか?