ヤンヤンデレデレ
「食べるつもりが食べられたか」
「はい?」
「骨の髄まで堪能してほしい」
この体は誉のためだけの物だからと、彼女の脇に手を通す。
膝を曲げ、太ももの上に彼女を跨がせる。身長差がなくなる体勢。目線を同じに手を、脇から首元まで這うように移動させた。
「瑞希さんは、子供欲しいですか」
「誉は?」
「私に聞くのは無しです」
「難しい話だな」
うなじをくすぐり、耳たぶをなじる。
「俺、誉がやりたいと思うことしかやりたくないから」
頭蓋骨まで響くような低い声を、耳に直接通す。言葉を作る舌は、今や湿った音のみを出す。
「私が、やってほしいことしか……しませんよね」
息の乱れが整えきれていない声に食指が動く。だからこそ、瑞希の舌は彼女の舌と絡み合った。